2011/03/24
STYLE BOOK 前編
みなさんはACTUSの「STYLE BOOK」をご存知でしょうか?
1996年に「暮らし方を提案するコンセプトブック」として発刊され、7冊を発行。
その後惜しまれつつも廃刊となりました。
現在はカタログ「JOY」が発売されていますが、どちらかというと商品を案内する為の
商品カタログ。といった要素が強いです。
ただ、それはどこのカタログも同じこと。これがむしろスタンダードなのかもしれません。
それに比べるとSTYLE BOOKはもはや単なるカタログではありません。
それは写真集であり、インテリアのスタイル集でもあり、僕らの教科書でもある。
インテリアが好きな方、これから家具を揃えようと考えている方、
どんな方にも少なからずの夢と感動を与えてくれるものだと思っています。
そんなSTYLE BOOKが今年9年ぶりに復活

そして、なんとも嬉しいことにその撮影場所に弘前市を選んで頂きました。
先日撮影した様子をお伝えしたいと思います。

まず最初の撮影場所は木村産業研究所(こぎん研究所)です。
建築家前川國男の処女作でもあるこちらでは、弘前の伝統工芸である「こぎん刺し」
を製作しています。
とても気さくな社長さん,スタッフの皆さまのご協力により今回撮影させて頂けることになりました。

入り口の上を見上げると赤い天井が。 この建物の特徴の一つです。

床を拭きつつ、テーブルのセッティング。
準備はみんなで行います。

ファインダー越しに、細かいセッティングの指示を出す荒木編集長

前日に店から選んできた雑貨や照明がみるみる内にカタチになって出来上がっていきます。
こんな組み合わせの仕方もあるのか、こういうディスプレイ方法もありだな。
その場にいたみんなをハッとさせるそれはさすがです。

この写真良いですね、なんて言いながらカメラチェック!!

今回撮影したのはTECTA M21ダイニングテーブル。
普段店で見るのとは、全く違う雰囲気になりました。
一つの商品が、場所とディスプレイの仕方次第でこんなにもかわるものかと
感動させられましたし、改めてこのテーブルが好きになりました。
シーンや飾り方によっては全く別の表情を見せる。
なんだかインテリアの可能性を見せて頂いた気がしました。
次は市民会館編です
